【施工事例】千葉県千葉市 S様邸|築100年の古民家を外装リフォーム。基礎・屋根・耐震まで安心施工

施工事例
2025.06.05
古民家リノベーションで「暮らし続けられる家」に
❚ 大切な家族の記憶を守りながら、現代の安心性能をプラス。
千葉県千葉市にお住まいのS様は、築100年を超える代々受け継いだ古民家に暮らし続けたいという強い思いをお持ちでした。
柱のキズ一つひとつにも家族の歴史が刻まれており、「できるだけ当時の姿を残したい」とのご希望です。
しかし、長年の地盤のゆるみと老朽化により、建物は目に見えて傾き始めており、安全面に大きな不安を抱えていました。
今回のリフォームでは、基礎地盤の強化・外壁の耐震補強・屋根瓦の積み直しなど、構造的な安全性を確保しながらも、意匠性と古民家らしさを損なわない外装リノベーションを実現しました。
Before


After



◆ 外装リフォームのポイント|“残したい”と“直したい”を両立する外装再生
● 建物を持ち上げて基礎から再構築
既存の建物を一度持ち上げ、新たな基礎地盤を整備・補強。傾きを矯正し、地盤沈下の心配がない安定した構造に再生しました。
● 壁の耐力をゴムの弾性性能を利用した制震材で補強し、耐震性能を向上
見た目を崩さずに、柔軟性と強度を兼ね備えた、地震のゆれを制御することが出来る制震材を用いて壁の耐力をアップ。揺れに強い構造に改善しながら、外観は古民家の雰囲気をそのままに保ちました。
● 屋根瓦を積み直し、真っすぐ美しいシルエットに
一枚一枚手作業で瓦を積み直し、波打っていた屋根をまっすぐに。昔ながらの風格ある瓦屋根を活かしつつ、雨漏りやズレの心配も解消されました。
◆ 古民家の外装リフォームは「価値ある住まいを次世代へつなぐ選択」
古民家は、単なる“古い家”ではなく、家族の記憶と文化がつまった財産です。
しかし、年月とともに地盤沈下・老朽化・耐震性能の不足など、暮らしの安全に関わる課題も生じます。
S様邸のように、外装のフルリノベーションで構造を強化しながら、風格ある佇まいを残すことで、「住み継ぐ」という価値を実現できます。
◆ 千葉県で古民家リノベーション・外装リフォームをお考えの方へ
エリアワンでは、千葉県千葉市をはじめ近隣市での、築年数の経った古民家の再生や耐震・基礎補強を行っております。
「家の傾きが気になる」「古い家を住み続けられる形で残したい」などのお悩みがあれば、ぜひご相談ください。
